2019年6月21日に行われた、コパ・アメリカ2019(南米選手権)のグループステージC組第2節のウルグアイ代表対日本代表戦。
前回のチリとの対戦で0-4と大敗しましたが、この試合では、予想を覆す大接戦となりました。
結果は2-2のドローでしたが、常に日本が先制する展開で、最後の最後まで勝敗の分からない展開となり、目が離せませんでしたね!
そんなウルグアイ戦で、VARが試合の展開を決定づける要素となり、海外でも『茶番だ!』との声が上がっています。
そこで今回は、コパ・アメリカ2019(南米選手権)のウルグアイ戦で起きた、植田直通選手のVARによるPKと、中島翔哉選手のルーレットの際に倒された瞬間について、映像と共に振り返ってみたいと思います。
【誤審動画】中島のPK!なぜVARが適用されない?
2019年6月21日に行われた、コパ・アメリカ2019(南米選手権)のウルグアイ戦で話題となったのが、植田直通選手のカバーニに対するプレーによるVARからのPKと、中島翔哉選手がペナルティーエリア内で倒された際にVARが採用されなかったことです。
そのシーンを動画で振り返ってみましょう。
植田直通選手のカバーニに対するプレーでVARが採用
植田直通選手のカバーニに対するプレーでVARでPKが与えられたシーンがこちらです。
コパアメリカ
日本vsウルグアイ
前半のPKを取られたシーンの映像を取り急ぎまとめてみました!Is This PK⁉#コパアメリカ #カバーニ #植田直通 pic.twitter.com/KabT5ly5UN
— どすぶらっく (@dos_black_ch) June 21, 2019
VARにより、植田のカバーニに対するこのプレーでウルグアイにPKが与えられましたpic.twitter.com/LJWk25xcT9
— プレミア????????????????????????????REPORT (@PL_repo) June 20, 2019
前半29分、一度は流されたプレーでしたが、懸命にアピールをするカバーニや、ウルグアイ寄りの会場内の雰囲気もあってか、主審がVARを要求。その後判定が覆り、PKとなりました。
これは、解説をしていた川勝良一さんも言っていましたが、VARが導入されている以上、ペナルティーエリア内では細心の注意を払う必要があり、PKの判定は『仕方ない』のかもしれないと思えるプレーではあったとは思います。
中島翔哉選手のプレーにはVARが採用されず
そして中島翔哉選手がルーレットの際に倒されたシーンがこちらです。
カバーニのあれはVARでPKやったけど、中島翔哉のルーレット倒されたのはVARなしか。。
みなさんのジャッジは?#SAMURAIBULU#daihyo#日本代表#コパアメリカ#ウルグアイ#中島翔哉 pic.twitter.com/uKiAQaIR3I— ファンタジスタよしお (@fantasista440) June 21, 2019
前半46分、中島翔哉選手が、相手陣地のペナルティーエリア内で、ドリブルからのルーレットで相手選手をかわしたかと思いきや、相手選手が中島翔哉選手に足をかけているのがハッキリと分かります。
しかし、このプレーではVARは採用されず、ノーファールの判定となりました。
日本はこの時1-1でしたので、これでPKを決めて2-1で前半を終えることができていたら、展開は違っていただろうと考えられますよね。
審判はディエゴ・アロで、主審はアンドレス・ロジャス
この試合でVAR担当審判を務めたのはペルー人のディエゴ・アロさんでした。この試合のVARの判定について、ディエゴ・アロさんの地元ペルー・メディア『EL BOCON』も「ペルー人、ディエゴ・アロとVARによる疑惑のPK」と伝えていました。
また主審を務めていたのは、コロンビア人のアンドレス・ロジャスさん。
チリTV局『T13』は、
「コロンビアの主審。アンドレス・ロジャスがウルグアイに有利な判定を下した後、サモラーノはVARによる判定を激しく批判した。大げさに倒れ込んでみせたカバーニの様子に、審判はごくわずかに感じられる接触に対して、最大のペナルティを認めたのだ。サモラーノは複数の笑いの絵文字を使ってこの愚かにも思える判定を笑っていた」
と報じました。
ネットの声
カバーニのPKは納得。
中島のファール疑惑に関してはVARにさえなってないっていうのは悲しすぎるわ。— アルニコ300。'19 (@VintagePAF) June 21, 2019
カバーニのはpkだと思うし中島のもpkなんじゃないかな?
— COSTA (@Bayern_171125) June 21, 2019
ウルグアイ戦見て思ったけど、カバーニがPK貰ってるなら、中島翔哉もPK貰ってもいいと思うんだけどな
— あげは (@ysYD5K0QJDvya3G) June 21, 2019
いや、中島のルーレット確実にPKだろ、なんで植田のカバーニへの接触がPK取られてんのに、中島のやつが取られないんだよ、、、誰か…経験者解説求む
— Big Mt (@BigMt0331) June 21, 2019
カバーニのアカデミー賞並の演技がPKとなり中島翔哉の華麗なルーレットと相手DFの膝蹴りは不問にされた #南米選手権 #コパ・アメリカ #日本代表vsウルグアイ #jfa #samuraiblue #daihyo #中島翔哉
— 後藤 正 (@H_D_shovelhead) June 21, 2019
VARの介入条件ってどうだっけ?中島のあれはPKか否かだから介入条件満たしている気がするけど。介入したけど主審が絶対の自信があったのか、介入自体をしていないのか?
— 蒼影 (@SY_Blue) June 21, 2019
なぜ中島翔哉のルーレットが倒された時に、審判取り囲み総動員でアピールしないのか。
なぜカバーニが倒れた時に川島はボールを蹴りだしてしまい、なんなくVARでPKになってしまうのか。
倫理的には正しいかもしれないが、
勝負に徹するという観点では日本サッカーの致命的な弱さ。— Daisuke Yamamoto@Ascenders (@D_yamamoto21) June 21, 2019
まとめ
今回は、コパ・アメリカ2019(南米選手権)のウルグアイ戦で起きた、植田直通選手のVARによるPKと、中島翔哉選手のルーレットの際に倒された瞬間について紹介させていただきました。
例えアウェーであっても、VARを導入している以上、VARの判断については公平であってほしいですね。グループステージ最終戦のパラグアイ