小林誠が保釈されたのは何故？元ヤクザで前科や過去の余罪がヤバい！

神奈川県愛川町田代で、傷害罪などで懲役３年８ヶ月の実刑が確定した小林誠受刑者（４３歳）が刃物を持って逃走している事件で、小林誠受刑者は現在も足取りが分からず逃走をしています。

【追記】小林誠受刑者が逮捕されました！

横浜地検の職員６人と警察官２人が収監に訪れた際に逃げられるという、検察、警察官の大失態でもある今回の事件ですが、そもそも、なぜ小林誠受刑者は保釈され、実刑が決定した２月に収監されなかったのでしょうか？

そこで今回は、小林誠受刑者はなぜ保釈されたのか？また、元ヤクザという生い立ちや前歴、過去の余罪などについても紹介していきたいと思います。

小林誠が保釈されたのは何故？

現在も逃走中の小林誠受刑者

神奈川県愛川町田代で起きた、小林誠受刑者の逃走事件。現在も逃走を続けていて、多くの人が不安を感じ、警察の対応にも不満が募りだしているのではないでしょうか。

２月８日に実刑が確定して、約４か月に渡り出頭に応じず、出頭拒否を続けていた小林誠受刑者。そこで強制的に収監しようと、横浜地検の職員６人と警察官２人が小林誠受刑者の自宅を訪れた際に逃走を許しました。

『お前ら騙したな！！』と叫び、台所から刃物を持ち、自身の車で逃走。

横浜地検の職員６人と警察官２人がいながら、なぜ逃走を許したのか？横浜地検では謝罪のコメントを発表していましたが、経緯についても公表してもらいたいところですね。

小林誠が保釈されたのは何故？

小林誠受刑者はなぜ保釈されたのか？

そもそも、小林誠受刑者はなぜ保釈されたのでしょうか？

保釈とは、

刑事裁判の公判を待つ勾留中の被告人が逃亡や証拠隠滅のおそれがない場合、保釈金を納付して判決が確定するまでの間、一時的に身柄が解放される制度

基本的に、保釈の条件としては、

・重罪ではない

・常習性がない（過去に同じ罪で実刑を受けている）

・証拠隠滅の恐れがない

・被害者や証人に被害を与える恐れがない

・氏名と住所が明らかである

などが挙げられます。

起訴から保釈までの流れ

しかし実際には、一審判決が出る前の段階で『逃走の恐れや罪証隠滅の恐れ』がないような場合には、保釈を許さなければならないという規定が刑事訴訟法にあるそうで、『再犯の恐れがある場合』などは、条件には含まれていないそうです。

そのため、『逃走の恐れや罪証隠滅の恐れ』がない場合には、保釈が許される事が多いそうです。

そして、刑事裁判に詳しい中谷寛也弁護士は「Abema news」で、

「一審で実刑判決が出た場合も、職権保釈といって、裁判所に適当だと認められれば保釈が許されるが、こちらは具体的な条件が条文に書かれているわけではない。

控訴審の場合、被告人は必ずしも出頭しなくてもいいことになっているので、その場ですぐに捕まるというものでもなく、”なるべく早い時期に捕まえる”という形になっている。被告人としても、いつ検察事務官が迎えに来るかがわからないのいで、びっくりして逃げたという可能性もある」

と話していました。

今回のように、保釈中に受刑者が逃走をした場合に、検察や裁判官の責任が問われるのではないか？とも思いましたが、小林誠受刑者の保釈は法律上は『問題なかった』と言えそうですね。