池袋で盗撮ハンターが逮捕。盗撮ハンターとは何か?どう対応すればよいのか?

2020年8月3日内縁関係の男女二人いわゆる「盗撮ハンター」が池袋警察に逮捕されて話題になっています。

そもそも最近よく耳にする「盗撮ハンター」とは何か?

また、もし万が一盗撮ハンターの被害にあった場合どう対応すればよいのかについて調べてみました。

 

豊島区東池袋の商業施設で「盗撮ハンター」が盗撮犯を恐喝。警視庁池袋署に逮捕。

群馬県伊勢崎市山王町の古物商、小俣(おまた)輝(ひかる)容疑者(34)と職業不詳、宮西莉衣(りえ)容疑者(35)の二人は、

東池袋の商業施設で盗撮を行った盗撮犯に対して、「撮られてるの俺の女なんだけど」と因縁をつけて110万円を脅し取りました。

宮西莉衣容疑者はスカート内を盗撮させるためにわざとミニスカートをはいて一年前くらいから毎週通っていたとのことです。

実際の記事はこちらです。

東京・池袋で、盗撮した男から現金110万円を脅し取った疑いで、いわゆる「盗撮ハンター」の男女が逮捕された。

小俣輝容疑者(34)と宮西莉衣容疑者(35)は2020年5月、豊島区東池袋の商業施設で、宮西容疑者を盗撮した男(20代)に対し「撮られているの俺の女なんだけど。きょう中に示談金を用意できないなら、彼女が警察に行くかもしれない」などと言い、現金110万円を脅し取った疑いが持たれている。

2人は内縁関係で、宮西容疑者は盗撮のターゲットになるため、ミニスカート姿で立ち、「1年くらい前から毎週やっていた」と容疑を認めているが、小俣容疑者は、容疑を否認しているという。

1年も続けたということはかなりの余罪があるのでしょうか。

被害者が多そうです。

その人は盗撮加害者」でもあるので同情はしにくいですが。。。

「盗撮ハンター」とは何か?

そもそも「盗撮ハンター」とは何か?

聞きなれないフレーズですが、最近当然のように使われています。

そこで弁護士のHPから調べてみました。

 昨今,スマホなどを使って盗撮する人が増えていますが,それと同時に盗撮ハンターと呼ばれる人も増えています。

この盗撮ハンターとは,盗撮犯を見つけ,その盗撮犯からお金を巻き上げる人たちのことを言います。

盗撮ハンターは,渋谷・新宿・池袋などの大きなターミナル駅で盗撮犯を待ち伏せしています。

そして。彼らは盗撮している人を見つけたら,近くにやってきて,「お前がやっていたことを見ていたぞ。」,「俺はさっきの被害者の友達だ。」,「これから警察に行こう」などと言い,盗撮犯を人気のないところに連れて行きます。

そうやって,周囲の目がない所に連れて行った上で,示談金と称して盗撮犯にお金を請求してくるのです。

当然のことですが,彼らにはお金を請求する権限などは一切ありません。

盗撮してしまった人たちは自分に負い目があるので,盗撮ハンターの言うがままに行動してしまいます。

盗撮ハンターに免許証などの身分証を提示するように求められたら,それを提示してしまうのは勿論のこと,銀行のATMでお金を下ろすように指示され,その場で現金を渡してしまうこともよくあります。

ただ,このように盗撮ハンターの言うがままに行動してしまった場合,お金を盗撮ハンターに取られた上に,被害者との示談などは一切できていない状況にあるため,後日盗撮事件として刑事事件化されてしまう可能性もあります。

弁護士法人
渋谷青山刑事法律事務所

要は、今回の池袋での事件では、小俣輝容疑者(34)と宮西莉衣容疑者(35)はグルでしたが、

「盗撮ハンター」とは、男女コンビじゃなくても、盗撮しそうな人を尾行しておいて、盗撮した瞬間に因縁をつけて恐喝する人やその集団のことを指すようです。

キャッシングをさせたり、クレジットカードで新幹線の回数券を買わせたりせたりという事例があるようです。これはもちろん犯罪です。

ちなみに、盗撮を処罰する罪名と刑罰は次のとおりです。(東京スタートアップ法律事務所)

 

罪名

刑罰

迷惑防止条例違反

1年以下の懲役または100万円以下の罰金(※東京都の場合)

常習の場合は最大2年以下

軽犯罪法違反

拘留または科料

※拘留=1日以上30日未満の刑事施設での収監

科料=1,000円以上1万円未満の金銭徴収

刑法の住居侵入罪

3年以下の懲役または10万円以下の罰金

100万円払った上に、社会的に抹殺されることを考えると、「盗撮ハンター」に100万円払って済むなら、、、と思うでしょうね。

盗撮、、、リスク高いです。。。

万が一「盗撮ハンター」の被害にあった場合どう対応すればよいか?

それではもし万が一「盗撮ハンター」の被害にあった場合どう対応すればよいのか調べてみました。

冤罪なのに因縁をつけられてどうしようもなくなる可能性もありますからね。

こちらも弁護士事務所からの引用です。

盗撮ハンターに捕まらないようにするためには,盗撮をしないことが一番ですが,出来心で盗撮してしまった場合,どうすればいいでしょうか。
まず,盗撮ハンターにお金などを一切払っていない状況では,その場で絶対にお金などを払わないということが重要でしょう。

盗撮ハンターの目的は,盗撮犯からお金を取ることです。

そのため,いろんな理由をつけてお金を取ろうとしてきます。

また,盗撮ハンターとしては,犯行現場でお金が取れないと,自分達が警察に捕まる可能性が高くなってしまうので,その場でお金を渡すように要求してきます。

このような盗撮ハンターの狙い通りに行動してしまえば,後からお金を返してもらうことなどは難しくなってしまいます。

そのため,もし盗撮ハンターに見つかってしまったら,何とかしてその場から逃げることが重要です。
次に,盗撮ハンターにお金を支払ってしまった場合ですが,上でも述べたように,そのお金を取り返すのはなかなか難しくなります。

ただ,盗撮ハンターによっては,調子に乗って,その後も連絡を取ってくる者もいますので,その際には弁護士に状況を相談し,しかるべき措置を取ってもらうのがいいでしょう。

弁護士法人
渋谷青山刑事法律事務所

どんなに脅されても、金は払うな!ということです。

そもそも、巻き込まれないように、疑われるような行動を控えるのが最善策ですね。

まとめ

小俣(おまた)輝(ひかる)容疑者(34)と職業不詳、宮西莉衣(りえ)容疑者(35)がわざわざ群馬県から池袋まで毎週出てきて「盗撮ハンター」をしていたという事件がありましたので、そもそも「盗撮ハンター」とは何か?もし万が一巻き込まれた場合どう対応すればよいのかについて調査してみました。

それでは今回も最後まで記事を読んでいただきましてありがとうございました。

 

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