池江璃花子選手が2019年2月12日に白血病の公表、驚きとともに悲しみや励ましの声が多くあがっている中、桜田義孝五輪担当相の問題発言が話題になっています。
桜田義孝五輪担当相は記者団から池江璃花子選手について聞かれ「ガッカリしている」コメント。これに対し「同じ人として人格を疑う」「これで何回目の問題発言だ」「いい加減、辞任してほしい」との声があがっています。しかしコメントの一部を取り上げ誤った認識をされているという声もありました。
そこで今回は、桜田義孝五輪担当相の問題発言の全文を書き起こし紹介させていただき、今回の問題発言について考えていきたいと思います。
桜田五輪担当相が池江璃花子に「ガッカリ」発言!全文紹介!
競泳の池江璃花子選手が白血病を患っていることを2019年2月12日に自身のツイッターで公表しました。
ご報告です。 pic.twitter.com/zP2ykLRgCD
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) February 12, 2019
年始には異変を感じていたそうですが、池江璃花子選手は1月末からのオーストラリアの合宿に参加。そして体調不良から10日までの合宿を早期に取りやめ8日には緊急帰国。病院で診断してもらったところ「白血病」だと診断されたそうです。これには自身が一番驚いたことでしょう。
白血病は20歳未満のガンの種別で1位となっており、発症の原因はいまだ不明で若者世代では他人事ではない病気です。ですが現在では「骨髄移植」などで完治に向けた治療が可能で、7割から8割の人が治る病気となっています。
急性に場合進行の早い白血病ですが、池江璃花子選手は幸いにも「早期発見」だったそうで、集中した治療でまずは病気を治すことに専念してもらいたいところです。
桜田五輪担当相が問題発言!全文紹介!
そして今回、池江璃花子選手が白血病の公表をしたことについて、桜田義孝五輪担当相は記者団から聞かれ「ガッカリしている」と問題発言。この問題発言に対して批判的な声が多くあがっています。
しかし、コメントの一部を取り上げ間違った認識をされているとの声もあったので、桜田義孝五輪担当相のコメントの全文を紹介したいと思います。
記者:池江選手が自ら白血病であること、しばらく休養することを公表した。桜田五輪担当相の受け止めは?
桜田五輪相:びっくりした。病気のことなので、早く治療に専念していただいて、一日でも早く元気な姿になって戻ってもらいたいというのが、私の率直な気持ちだ。
記者:競泳の中でも有力な選手だ。
桜田五輪相:金メダル候補で、日本が本当に期待している選手だから、本当にがっかりしている。早く治療に専念していただいて、また元気な姿を見たい。
記者:これまでの池江選手の活躍をどう見てきたか?
桜田五輪相:日本が誇るべきスポーツ選手だ。最近水泳が盛り上がっていて、オリンピック担当相としては、オリンピックで水泳に期待している部分もある。1人リードする選手がいると、全体が盛り上がる。そうした盛り上がりが若干、下火にならないか、ちょっと心配している。我々、一生懸命がんばって、いろんな環境整備をやる。とにかく治療に専念して、元気な姿を見せていただいて、またスポーツ界の花形として、がんばっていただきたいというのが私の考えだ。
記者:池江選手にエールを送るとしたら?
桜田五輪相:とにかく治療を最優先して、元気な姿を見たい。またがんばっている姿を期待している。
桜田義孝五輪担当相は「日本が本当に期待している選手なので、本当にがっかりしている」と日本の国民の声を代弁したかのような発言ですが、今の池江璃花子選手のことを知っていて「東京オリンピックで金メダルを期待している」人はいないと思います。
そして池江璃花子選手が東京オリンピックに出場しないことで、盛り上がりが「下火にならないか心配している」のは桜田義孝五輪担当相自身が自分のことだけを心配しているからこその発言ではないでしょうか。
「早く治療に専念して頑張ってもらいたい。また、元気な姿を見たい。」と池江璃花子選手に対して心配するコメントもしていますが、本当に池江璃花子選手を心配し思っているのであれば「がっかりしている」なんて言葉は絶対に出てこないでしょう。
桜田五輪担当相がまたも問題発言!辞任が妥当か
桜田義孝五輪担当相は以前にも問題発言をして物議を醸していました。
桜田義孝五輪担当相はサイバーセキュリティー担当も兼務していて、そのことで「従業員や秘書に指示してやってきたので、自分でパソコンを打つことはない」と発言。これに対しても「なぜパソコンも使ったことがない人が、サイバーセキュリティー担当ができるのか」と波紋を呼びました。
そして今回の「がっかり発言」で、桜田義孝五輪担当相の辞任を求める声が多くあがっています。
桜田五輪相は辞任してください。陳謝とか撤回は不要です。当事者の18歳の女の子には形だけの謝罪なんて何の意味もありませんから。
頼むから、この上「不快に思った人がいたらお詫びする」とかいう何の気持ちもこもってない謝罪だけはしないでほしい。— 池 (@teich74) February 13, 2019
桜田五輪相って、人としてひどすぎる。
辞任しましょう。— Kei (@Kei11271127) February 13, 2019
桜田五輪相こいつは辞任するべき
— けい (@k60557102) February 13, 2019
桜田五輪相、辞任すべき。こんな程度の低い大臣のもとで、東京五輪は無理だろう。もう何をどう釈明しても無駄だと思う。五輪関連で自民議連が新作映画にクレームで公開危機にあったり、何を言っても許される独裁意識の安倍晋三と自民党下の日本は限界に来てる。
— 田中浩司 (@heartnoj) February 13, 2019
桜田五輪相の発言がトレンド入りしてるけど、これ聞いたときほんとにびっくりした。こんなことよく言えるよな。人の心持ち合わせて無いのかね。もう辞任した方が良いんじゃない?
— かとりーぬ (@toratadotto) February 13, 2019
「がっかり」って、よく病気の人にそんなこと言えるよな。
本人が1番ショック受けてるっていうのにさ。
たくさん問題発言してる、あんたが辞任しないことの方が、がっかりだよ!#桜田五輪相— ウバフト (@assii77) February 12, 2019
まとめ
今回は、桜田義孝五輪担当相の問題発言の全文を書き起こし紹介させていただきました。みなさんは今回の桜田義孝五輪担当相の「がっかり発言」をどう思ったでしょうか。
池江璃花子選手はここ数年で急成長し日本を代表する競泳選手になり、これから数年が全盛期である中活躍も期待されていただけに今回の「白血病」の公表には誰もが驚き世界中で悲しみや励ましの声が多くあがっています。今はまず治療に専念し、病気を治し、その時にまた、もしご縁があれば選手としてプールに戻って活躍するところがみれたらいいなと願っています。
それでは最後までこの記事を読んでいただきましてありがとうございました。
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