二年連続でリーグ制覇を達成した川崎フロンターレが、サンフレッチェ広島の馬渡和彰(まわたりがずあき)を獲得したことが12月11日にわかりました。
リーグ三連覇を目指す川崎フロンターレはサイドバックの強化を目的に、左右のサイドバックがこなせ正確なクロスが武器である馬渡選手の獲得に動きました。
馬渡選手自身、大学卒業後2014年にJ3の鳥取でプロデビューをしてから、2016年にJ2の金沢に移籍、2018年サンフレッチェ広島でJ1デビューをし、ついにはリーグ優勝を目標とするJ1川崎フロンターレへの移籍とサッカー選手として着実にステージを上り詰めています。このまま日本代表にも呼ばれるのではないか?と期待させてくれる選手です。
そんな馬渡選手について、プレースタイルや過去の成績、現在の様子などを紹介していきます。
馬渡和彰のプレースタイルは?
馬渡選手の武器は正確なクロスです。ポジションも左右のサイドバックをはじめ複数のポジションをこなすことができます。サンフレッチェ広島に移籍した時に自身で語っていた通り、サイドバックでありながら「攻撃的なDF」なプレースタイルなのが馬渡選手の最大の特徴です。
守備に課題があると自己分析するものの、スピードを生かし縦に突破するなどして攻撃に厚み出てきます。
現在の日本代表では馬渡選手のような選手はいないので、川崎での活躍次第では日本代表入りもあり得るのではないでしょうか?
馬渡和彰の過去の経歴や成績
市立船橋高校から東洋大学へ入学
馬渡選手はサッカーの名門校市立船橋高校出身です。サッカー名門校からの入学と周囲に期待された馬渡選手でしたが、馬渡選手はその期待にしっかり結果で応えました。3年次には関東大学2部リーグ優勝を果たしベストイレブンにも選出、4年次の1部リーグでは4アシストを記録してアシストランキング9位に入りました。
2014年 アマチュア最高峰J3へ
東洋大学卒業後、2014年にJ3のガイナーレ鳥取に加入しました。J3鳥取では2年間で52試合に出場し7得点、天皇杯では4試合で1得点の結果を出しています。
2016年 Jリーグデビュー
2016年にJ2ツエーゲン金沢に移籍をし、1年間で15試合に出場し1得点の成績でした。
2017年にはJ1昇格を目標に掲げ、同じくJ2の徳島ヴォルティスに移籍しました。J2徳島ではボールパーソンに対して非紳士的な暴力行為を行ったとして退場処分になり話題になったこともありましたが、1年間で39試合に出場し4得点の成績でした。
2018年 ついにJ1デビュー
2018年にはJ1サンフレッチェ広島に移籍し、目標であった念願のJ1デビューを果たしました。J1広島ではほとんど出場機会がない中、終盤の残り2試合にスタメン出場し見事1ゴールの成績を残しました。
2019年 Jリーグ連覇の川崎フロンターレへ
12月11日に、Jリーグ連覇を果たした川崎フロンターレへの移籍が決まり今後の活躍が期待されるところですね。
広島ではほとんど出場機会がなかった馬渡選手を評価し川崎が獲得に動いたことで、馬渡選手の実力が認められたといえるのではないでしょうか。そうであれば、J3時代から応援してきたファンとしてはとても嬉しい移籍ですね。
馬渡和彰のプロフィール
最後に馬渡選手のプロフィールを紹介したいと思います。
名 前:馬渡和彰(まわたりかずあき)
生 年 月 日:1991年6月23日(27歳)
身 長:175cm
体 重:70kg
利 き 足:左足
ポジション:DF
出 身 地:東京都
サッカー歴:千葉県三宿中→市立船橋高校→東洋大学→
ガイナーレ鳥取→ツエーゲン金沢→
徳島ヴォルティス→サンフレッチェ広島
プロフィール画像を見てもらえば分かるように、とてもイケメン…(笑)活躍するサッカー選手にイケメンが多い気がするには気のせいでしょうか…?
まとめ
サンフレッチェ広島の馬渡選手が川崎フロンターレに移籍することが決まり、残念がる広島ファンもいる中、やはりサッカー選手として着実にステップアップしている馬渡選手を応援する声が多くありました。馬渡選手の武器である正確なクロスと、攻撃的なプレースタイルで川崎フロンターレでの活躍を応援したいですね。
J3、J2時代の苦労を共にした家族のためにも、日本代表としてピッチにたっている馬渡選手を見てみたいなと思います。