2019年4月17日、兵庫県にある朝来市立梁瀬中学校で女子バスケットボール部の練習中に、保護者の1人が平手打ちをする体罰(暴行行為)を行っていたことが分かりました。
しかも、その体罰(暴行行為)は顧問教諭や外部コーチは黙認していて、今回、その体罰を見た一人の生徒が不登校になっていることなどから発覚したというから驚きです。
中学校の部活で部外者である保護者が生徒に平手打ちをするなど、体罰ではなくただの暴行事件です。決して許される行為ではないと思います。
今回は、朝来市立梁瀬中学校の女子バスケットボール部の異常な実態について紹介するとともに、平手打ちをした保護者と、教諭、顧問の名前や顔画像について調べていきたいと思います。
梁瀬中学校女子バスケ部で体罰!
兵庫県にある朝来市立梁瀬中学校で女子バスケットボール部の練習中に、保護者の1人が平手打ちをする体罰(暴行行為)を行っていたことが分かりました。
体罰に関する内容がこちらです。
関係者や市教育委員会によると、昨年(2018年)8月12日午後4時半ごろ、梁瀬中の体育館で練習していた部員たちが「集合」の掛け声で顧問やコーチの周りに集まった。
そこへ突然、見学していた保護者の男性が歩み出て「もっと真剣にやれや!」と怒鳴りながら、自分の子どもを含む3年生4人を平手打ちした。
男性は「今からでも全中行くのはやめられる」「外で話し合ってこい」などと言い、殴られた部員らは体育館の外に退出。泣いている部員もいた。
顧問とコーチは男性をとがめることなく、戻った部員たちに「もっと気を引き締めろよ」などと声を掛けたという。
この体罰については、女子部員側の訴えで発覚したそうです。
目の前で暴力行為を目にした部員の一人がその後、その保護者が練習を見に来るたびに「殴られる」ことに恐怖心を抱くようになり、不登校になっていたことも分かりました。
梁瀬中学校女子バスケ部の異常な実態
梁瀬中学校の女子バスケットボール部は、全国的にも有名な強豪校で、体罰が行われた昨年(2018年)8月にも全国中学校体育大会(全中)に出場していて、過去最高の3位の結果を出していました。
公立の中学校でありながら、強豪校として歴史を築いてきたのには理由があり、それは、市外からの「バスケ留学」を行っていることです。
全国大会で3位の結果を出した時には、部員14人中12人が市外からの部員だったそうです。
転入部員たちの中には3、4人でアパートや一戸建てを借りるなどして、共同生活を送っている生徒もいるようです。
公立の中学校の部活の枠を超え、かなり異常な実態であることが分かりました。
保護者・教諭・顧問の名前や顔画像は?
今回の体罰に居合わせた顧問教諭は松本隆教諭で保健体育や生活指導を行っています。
また、外部コーチは長年梁瀬中学校に勤め、現在の女子バスケットの基盤を作りあげた元顧問の岡田勉さん。現在は定年になり再任用で朝来中学校へと異動となりましたが、部活動の時間になると梁瀬中学校に指導へ来ていたそうです。
また梁瀬中学校の部員らは、部活外活動としてクラブチーム「ベンチャーズ」ので練習も行っていて、その「ベンチャーズ」の指導者も岡田勉さんです。
保護者の名前や顔画像は
体罰(暴行行為)を行った保護者については、名前などは公表されていませんでした。
また、その保護者は、当時の3学年の保護者とされているので、姉妹がいない限り、現在は女子バスケットボール部に関わっている可能性は低いと考えられます。
最近では学校側の立場が弱まり、保護者の行動に対して「何も言えない」状況があるようにも思えます。しかしながら、今回のような体罰はかなり自分勝手な行動であり、「ただの暴力」としか思えません。
不登校になってしまった生徒も含め、部員の生徒らが正しいスポーツマンとして、バスケットボールを楽しめる環境を大事にしてもらいたいですね。
まとめ
今回は、朝来市立梁瀬中学校の女子バスケットボール部の異常な実態について紹介するとともに、平手打ちをした保護者と、教諭、顧問の名前や顔画像について紹介させていただきました。
詳しい情報がわかり次第、追記していきたいと思います。
それでは、最後までこの記事を読んでいただきましてありがとうございました。
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