「カーシェア投資」のローン地獄!!破綻したカーシェアリングS社はどこ?社長の顔画像は?

スカイカーシェアの車放置

10月に「カーシェア投資」で投資家からの出資を集めていたカーシェアリング会社S社が倒産しました。

被害者は20代から30代の若い世代がほとんどで、高級中古車を高額ローンで買わされ、その車はS社が管理して、ローンと配当がすべてS社が出資者に毎月支払いをするというスキームでした。

要は名義貸しですよね。(違法)

出資者はローンを自分で組むだけで、後はローン分のお金はS社から振り込まれて、さらに利益として月1-2万円程度上乗せして振り込まれるという何ともリスクゼロの投資になっています。

あり得ません。。

そんな中でS社が倒産しましたので、車も戻ってこないし、S社からの支払いが止まったことで600人以上がローン地獄に陥っているようです。

そこで今回、この詐欺まがいなカーシェアリング会社S社とはどこなのか?社長は誰なのかを調査するとともに、「カーシェア投資」のカラクリとは何なのか?を説明していきますね。

カーシェアリング会社S社が倒産!!「カーシェア投資」出資者の600名以上がローン地獄!!

スカイカーシェアの車放置

2020年10月にカーシェアリング運営会社S社が破綻しました。

これにともない「カーシェア投資」でリスクゼロと謳われて高級中古車を買わされていた20代から30代の若い投資家たち600名以上が高額なローン地獄にはまっています。

実際の記事はこちら

「今年6月に700万円でレクサスを、600万円でベンツを購入しました。カーシェア運営会社が支払うはずの月20万円以上のローンを、今後6年以上、自分で返さなくてはなりません。とてもじゃないですが生活できないですよ。マンションは解約し、今後は妻の実家で暮らす予定です」(30代の被害者男性)

高級中古車のカーシェアリングを行う「S社」が業務停止に陥り、600人以上いるオーナーがローン地獄に陥っている。

S社は格安で高級車に乗れることをウリにしたカーシェアリングサービスを展開。同時に高級車を購入・提供するオーナーも募集していた。S社の関連会社を通じて7年ローンで高級中古車を購入し、ユーザーに貸し出すことで利益に応じて配当が還元される。ローン代や諸経費はS社が支払うので〝費用ゼロで儲かる投資〟という実においしいビジネスだった。

しかし10月8日、S社から突如「業績回復が見込めないため事業から撤退する」とのメールがオーナーに送信された。以降、代表取締役は雲隠れ。会社とも一切連絡が取れなくなっているという。

上の空撮は埼玉県草加市内に放置されたオーナーたちの車だ。ベンツにポルシェ、BMWなど高級車が200台以上がズラリ。しかし、S社が業務停止中のため、返却は遅々として進んでいない。

「もともと怪しいとは思っていました。本体価格とは別に『特別仕様代』『付属品代』などで200万~300万円ほど水増しされた額で購入させられました。しかも、走行距離についても当初は7万㎞と聞いていたのに、車検の際に実際は11万㎞以上走っていたことが判明。メーターも意図的に改ざんされていて、まったく気づきませんでした。700万円で買ったレクサスは、別の業者によると、売ったとしても100万円にもならないと言われました。ベンツに至っては現在もシェアリングに出されており、所在がわかりません」(同前)

被害者の間では最初から不当な価格で中古車を売りつけ、売り上げを持って行方をくらます計画的犯行だったとの疑惑も上がっている。

明らかに高く売りつけられている印象ですので、この出資者が20代から30代の若い層だという理由はこの辺りにあるのかもしれませんね。

中古車市場の相場が分からない世代に高級車という固定概念だけで高額な設定をしていたのだと思います。

ここで、この倒産が計画的だったと断言できれば詐欺として立件できるのですが、、

一方、運営にかかわってきた元社員の男性はこう実情を明かす。

「’18年の開業以来、仕組み自体はうまくいっていました。販売価格についても、1台あたり月20万円で利用されている実績もあったため、オーナーへの配当は十分できていたと思います。まずかったのは資金繰りが悪化し始めた昨年6月、資金調達の過程で関わった仕入れ業者のP社です。そこが売りつけてくるのはすぐ壊れる粗悪品ばかりで、逆に修理費がかさんでいきました」

事実関係を確認すべく、S社の代表取締役のU氏を直撃した。

――フライデーです。今回の事態について、どう思われていますか?

「申し訳ありません、いまは何もお話しできないんです」

――なぜ突然、事業停止したのですか?

「私の力不足です。すべては経営者である私の責任としか言えません……。オーナーの方々には本当に申し訳ございませんでした」

――計画的な倒産を疑う声もありますが。

「それは絶対にありません」

――今後、被害者にはどのように対応されるおつもりですか?

「弁護士に相談しながら、誠意を持って対応していきます」

U氏はそう言って頭を下げ続け、あとは何を聞いても無言だった。

ウマすぎる話を信用してしまったツケは思った以上に大きそうだ。

このように払う意思があったのに突如資金繰りが悪化したからと言われてしまうと、

詐欺として扱うのは非常に難しいようです。

破綻した高級カーシェアリングのS社とは?社長の顔は?

詐欺の立件は難しく、初めから騙す意図があったことを立証できなければ詐欺にはならないとのこと。

そこで各種報道では破綻したカーシェアリング会社を未だにS社と伏せています。

しかし、ネット上では「S社」=「スカイカーシェア」と断定されていますね。

現在スカイカーシェアのHPは閉鎖されていましたが、Twitter上に残っていました。

スカイカーシェア詳細はこちら

これ、クラウドファンディングのサイトですね。

車業界の雇用を守りたいと118万円獲得してる。。

スカイカーシェアの本社の場所は?

スカイカーシェアの本社はこちらです。

現在ネット上で賃貸募集していますので、空き物件になっているようです。

スカイカーシェアの駐車場の場所は?

高級車の墓場となっているスカイカーシェアの駐車場の住所はこちらです。

〒334-0057 埼玉県川口市安行原651-5

代表取締役社長の顔と名前は?

代表取締役の名前は藤山世開です。

顔画像がないか探していたら凄いニュースに当たりました。

反社から恨みを買うような繋がりがあったのでしょうか。

何はともあれご無事で何よりです。。

「カーシェア投資」のカラクリとは?

それでは「カーシェア投資」のカラクリについて説明していきます。

カーシェアマニアさんがむちゃくちゃ分かりやすいスライドを作らていましたので、

こちらで説明させていただきますね。

カーシェア投資のビジネスモデル

・高級車を借りたいユーザーはレンタカーとすぐばれる「わ」ナンバーより個人所有の車を借りたい。

・スカイカーシェアはオーナーを募集し、オーナーに個人名義で中古高級車(500万円超)を購入してもらい車を提供してもらう。

・スカイカーシェアは謝礼+月々のローン及び諸経費をすべてオーナに振込む。

・スカイカーシェアは月々該当車の売り上げから数%の使用料をオーナーに支払う。(1-2万円程度)

つまり、オーナーは車購入時の謝礼と月の売り上げの数%をリスクゼロで受け取れますよというスキームになっています。

あり得ないですね。。

不動産投資でもローンは売上金から支払いますからね。

この場合も本来であれば、高級車を自分で買って、レンタルに出して、その売上からからローンを支払って、残りが収入になるというのが普通の投資ですから、いかに不自然なスキームになっているかが分かります。

だいたい高級車といえど、型落ちだと500万円もしないですからこの段階で200万ー300万円利益を持っていかれているんですけどね。

カーシェアの利用者がどれくらいいたか分かりませんが、スカイカーシェアのメインの利益はこの利ザヤかなと思います。

そして今回何が起こったかというと、、、

スカイカーシェアで起こったこと

・コロナでカーシェアの利用者が激減。

・スカイカーシェアの売上げが激減してオーナーのローン分を支払うお金が無くなる。

・スカイカーシェア倒産。

・オーナーは自分名義のローンだけが残り、車の現物がない。

・そもそも中古高級車は相場以上の価格で買わされているので、車の現物が返ってきたとしても売ってもローンの足しにならない。

・オーナーがローン地獄。

オーナーは合鍵すらもらっていないということなので、車はおそらくこのまま海外に売られたりするのでしょうね。。

利用者からの売り上げはほとんどなく、オーナーに売りつける中古車の利益でこのビジネスが成り立っていた可能性もあります。

そんな状況でスカイカーシェアが破綻したら、オーナーは借金返済する原資はなく、高額ローンだけが残り、車を売ろうにもどこにあるか分からない、そもそももう実物は無いかもしれないという状況に陥っていることになります。

世間の声は?

世間の声はこちらです。

S社による計画的倒産の可能性もあるが、この投資話を信じて手を出してしまったオーナー側にも問題がないわけではないと思う。
持ち出し費用なし・リスクなしの投資話など、そんな美味しい話がある訳がない。考えなくても怪しい匂いはプンプンしますが…。

気の毒ではあるけど、楽して儲けようとしてよく見極めもせず怪しい投資に手を出して失敗しただけの話。株式投資で見誤って変な株を購入してしまったのと実質変わりない。冷たい言い方かもしれないけど「被害者」と言えるかどうかも微妙な話だと思う。

楽して儲けようとしたツケが回ってきただけ。
車を購入するなら相場なども見極めなければいけない。それさえも怠ったからではないでしょうか?
支払いがとか言ってるが、元々自分で支払いきれない車を買うからです…危険予知が低すぎますね。

物を購入してその購入した物を預けて貸し出して利益を得る。ジャパンライフとやり方が同じですね。カーシェアリングには手を出してはいけません。そもそも自分の大切な車を知らない人に貸せませんよね?ド素人の自分自身でもこのようなビジネスには手を出しません。

>費用ゼロで儲かる投資〟という実においしいビジネスだった。

そんなおいしいビジネスはありません。
あればわざわざオーナーなんか募集しなくても借金して独自ですれば一人勝ちでボロ儲けですから。
それをしないということは何かしら裏があるということですから。

>もともと怪しいとは思っていました。

では何故投資したの。
そのまま怪しいから投資しないで通せば良かったのに、”費用ゼロで儲かる投資”の欲に目が眩んだからでしょ。
気の毒ですが痛すぎる勉強をしましたね。

モノをローンで買い、他人まかせで人に貸し、利益を受け取る。これは少し前に大騒ぎになったカボチャの馬車のシェアハウス事件と同じ。相場よりも高値で買わされるという所も全く同じ。不動産か車かというだけの話。車にしろ不動産にしろ、よく分かりもしないのに手を出すから高値掴みに気付かないし、融資も、貸すにしても、全て他人まかせ。やはり自分で勉強して、自己資金で、自分自身が関わらないと事業は失敗しますね。

まとめ

10月に「カーシェア投資」で投資家からの出資を集めていたカーシェアリング会社S社が倒産しました。

出資者はローンを自分で組むだけで後はローン分のお金はS社から振り込まれて、さらに利益として月1-2万円程度上乗せして振り込まれるというリスクゼロの超おいしい投資になっていたのですが、S社からの支払いが止まったことで、車自体もない上、出資者600人以上がローン地獄になってしまいました。

そこで、破綻したカーシェアリングS社はどこなのか、社長の顔画像について調査するとともに、「カーシェア投資」のカラクリについて説明していきました。

それでは今回も最後まで記事を読んでいただきましてありがとうございました。

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