音楽ストリーミング時代の新スターを発掘するオーディションプロジェクトとして、昨年2017年7月より開催された「LINEオーディション2017」でバンド部門最優秀賞に輝き、総合グランプリを獲得したのがこの高校生バンド「No title」です。
現役高校生でもある彼女たちが、まったくの無名バンドから見事チャンスを掴みメジャーデビューまで一気に駆け上がりました。まさに新時代のスターとして今を羽ばたいていますね。
そこで今回はそんな伸び盛りの「No title」のメンバーや結成秘話などを紹介していこうと思います。
「No title」とは?メンバー紹介
「No title」は、青森県三沢市出身の現役高校生バンドです。結成は2016年のことで2017年に開催された「LINEオーディション2017」で見事総合グランプリを獲得し、総合グランプリの特典であった「LINE RECORDS」からのデビューを果たしました。
バンド結成からなんと一年でデビューを果たすなんて、新時代のスターとしてシンデレラストーリーを歩んでいるといえますよね。
メンバーは全員現役高校生
メンバーは青森県の県立高校に通う現役高校生で、現在は青森と東京を行き来しながら音楽活動を行っています。
ではメンバーのプロフィールを紹介していきます。
リーダー・ギター|阿部遥音「あんべ」
「ねがいごと」のMV撮影が終了しました!スタッフの皆様、1日目に参加してくれたエキストラの皆様、寒い中本当にありがとうございました!
完成をお楽しみに!!!! pic.twitter.com/MT5b71P2BD
— 安部 遥音 (@swallow_8610) November 24, 2018
担当:ボーカル&ギター
名前:阿部遥音(あべはるね)
呼び名:あんべ
生年月日:2001年不明(17歳)
在籍校:青森県立八戸北高等学校
在籍している八戸北高校ではサッカー部でキャプテンを務めているそうです。
ボーカル|工藤帆乃佳「ほのか」
皆さんお疲れ様でしたー!
MV完成楽しみです!!
寒い中ありがとうございました! pic.twitter.com/3eRQZEs5fH— 工藤帆乃佳 (@SWALLOW9100hono) November 24, 2018
担当:ボーカル&ギター
名前:工藤帆乃佳(くどうほのか)
呼び名:ほのか
生年月日:2001年11月8日(17歳)
在籍校:青森県立三沢高等学校
鳥が好きだとか。
ふくろうカフェ行ってきたよ🦉
ふくろうとインコと爬虫類と子猫さんと、その他たくさん小動物と触れあうことができます!
店内を自由に走り回るアヒルたち
かわE🐥ふくろうカフェRicky盛岡店 pic.twitter.com/QOa43jTlsD
— 工藤帆乃佳 (@SWALLOW9100hono) October 7, 2018
キーボード|種市悠人「ポチ」
担当:キーボード
名前:種市悠人(たねいちゆうと)
呼び名:ポチ
生年月日:2001年5月2日(17歳)
在籍校:青森県立三沢高等学校
猫が好きなのかな。
添い寝😴💤 pic.twitter.com/VWa02qyxFG
— 種市 悠人 (@swallow_2925) May 6, 2018
「No title」バンド結成は中学3年生の時
今ではほのかとポチが同じ高校に進学し、リーダーのあんべだけが別の高校に進学していますが、中学は同じで中学3年生の時にあんべが声をかけバンドを結成しました。
同じ中学で仲良し3人組のグループかと思えばそういう訳ではなく、中学3年生の時、あんべが文化祭のイベントでバンドがやりたいと思ってメンバーを探していた時に、ほのかとポチに声をかけ半ば強引にバンドを結成することになりました。
小・中学校と同じ学校で同じクラスだったこともあるそうですが、その時は話すこともなく、仲良くなったのはバンドをやりはじめてからだそうです。
ほのかさんもポチ(ゆうと)さんもバンドに対する興味は全くなく、文化祭限りで解散するつもりでのバンド結成だったそうです。そんな2人に声をかけたあんべさんの行動力と2人の技術に対する信頼により今の「No title」があるといってもおおげさではないのではないでしょうか。
なぜ、ほのかとポチ(ゆうと)だったのか
中学3年生の時に文化祭でバンドを組むメンバーを探していたということですが、たくさんの同級生がいる中なぜ仲がいいわけでもないこの2人に声をかけたのでしょうか?
実はあんべさんは2人の実力を知っていたのです。その実力を知っていたからこそほのかさんとポチ(ゆうと)さんに声をかけたそうです。
ほのかさんは1、2年生の時の文化祭で歌っているのを聴いて、ポチ(ゆうと)さんは中学の合唱コンクールでピアノの伴奏をしているのを聴いていたそうです。
あんべさんの音楽への関心の高さがこのエピソードからよくわかりますね。
「No title」はギターボーカルとギターとキーボードの構成になりますが、バンドの定番スタイルではベースやドラムが必須ですよね。なぜこのパートがいないのかといいますとその理由は実に単純で、中学校の文化祭に出る時にそのパートができる人が見つからなかったから。ですがその結果、「No title」独特の音楽性が生まれました。
結成一年でのシンデレラストーリー
3人がバンドを組んだのは中学3年生の時のことで、バンドを結成してからたった一年で「LINEオーディション2017」で総合グランプリの獲得になりました。
文化祭限りでのバンド結成ということで、受験勉強もあり一度は解散した「No title」でしたが、3人が高校生になった4月に再結成しました。もともとバンドには興味がなかったほのかさんとポチ(ゆうと)さんでしたが、純粋に「音楽が楽しい」という理由で再結成には何も抵抗はなかったそうです。
その後5月にラジオ番組のオーディションに曲を送り一次審査が通ったり、ほのかさんの高校で行われた文化祭ののど自慢大会で米津玄師のアイネクライネを歌った動画の反響があり、地元のお祭りのメインステージを務めるなど少しずつライブに呼んでもらえるようになったそうです。
「LINEオーディション2017」の総合グランプリの獲得で一気に人気が急上昇した「No title」ですが今後の成長と活躍がほんとにたのしみですね。
主な活動記録
・2016年9月バンド結成
・地元を中心にバンド活動を行う
・10代限定の夏フェス「未確認フェスティバル」に出場
・ほのかさんが文化祭で歌う様子がYouTubeで話題になり100万再生を達成
・2017年7月より開催された「LINEオーディション2017」で「バンド部門最優秀賞」に輝き「総合グランプリ 」を獲得
・2018年1月、LINE RECORDSより「rain stops, good-bye」でデビュー
・2018年6月、デビュー後初となるオリジナルソング「超えて」をリリース
・新曲「超えて」が地元の青森朝日放送「めざせ甲子園2018」のテーマソングに決定。ほのかさんが「5代目ABA高校野球イメージガール」に就任
・2018年11月、3rdシングル「ねがいごと」をリリース
・2019年1月公開の映画「愛唄ー約束のナクヒトー」でGreeeenが歌う主題歌「約束×No title」に抜擢