2019年10月12日から関東甲信地方を襲った台風19号。各地で様々な被害が報告されています。
観光地である神奈川県箱根町では、11月が紅葉のシーズン。観光客が多く訪れる時期でもあります。
今回は、箱根町の台風の影響はどれくらいだったのか、11月の旅行は可能か、登山鉄道や登山バスなどは使えるのか、箱根の道路事情について調べていきたいと思います。
箱根町の台風19号の影響は?
2019年10月12日から、関東甲信地方を中心に記録的な大雨をもたらした台風19号。
大雨特別警報が各都県に発表されました。
特に、神奈川県箱根町では、降り始めからの降水量が1000mmを超え、10月12日の日降水量も全国歴代1位となる922.5mmを観測。
この記録的な暴風雨で土砂崩れが相次ぎ、通行ができない場所が多くあるようです。
11月に登山鉄道や登山バスは使える?
台風19号の影響で、交通網が混乱をしています。
それでは、主だった交通機関について、運行状況など調べていきたいと思います。
箱根登山鉄道の復旧は?
箱根登山鉄道は、土砂崩れによる橋脚流失などの被害が十数カ所で確認されています。
2019年10月16日現在、箱根湯本と強羅駅間で運休しています。
同区間では、バスによる振替輸送を実施するようです。ただし、宮城野営業所前で乗り換えが必要となります。
箱根登山鉄道鉄道部は、インタビューの中で次のように答えています。
「年内の全線復旧はまずもって難しい」
11月に全線復旧は難しいようです。年明けの箱根駅伝への影響もありそうですね。
箱根登山バスは使える?
出典:箱根ナビ
箱根登山バスでもやはり、土砂崩れの影響で通行止めになっている箇所があるようです。
ですが、2019年10月15日から、経路を振り替えて運行したり、一部区間のみ運行を再開しています。
観光施設めぐりバスでは、箱根登山鉄道と同様、強羅駅から小涌園・天悠へは交通規制のため区間運休しています。
11月になって全線運転を再開できるかは、今のところ不明です。
その他の交通機関は使えるの?
箱根ロープウェイは、姥子駅と桃源台駅の間は運行しています。早雲山駅から姥子駅間の代行バスは、しばらくの間運休するようです。
また、箱根海賊船は、芦ノ湖の水位が上昇したため、運航を見合せています。芦ノ湖の水位が通常レベルに戻ったら、運航を再開するそうです。
箱根の道路状況は?
台風19号の豪風雨の影響で、箱根町では土砂崩れや道路の陥没など、様々な被害が確認されています。
神奈川県箱根町役場が発表している、交通規制情報によると、2019年10月16日現在は以下の通りです。
出典:神奈川県箱根町役場
ハイキングコースについては、規制がありました。
出典:神奈川県箱根町役場
道路状況については、出掛ける前に再度確認されるとよいですね。
まとめ
2019年10月12日から関東甲信地方を襲った台風19号。
これから、観光シーズンを迎える神奈川県箱根町。台風の影響で、観光客が減ってしまうと地元の方は懸念しています。
今回は、箱根町の台風の影響や、11月の旅行は可能か、登山鉄道や登山バスなどは使えるのかや、箱根の道路事情について調べていきました。
一部区間を除き、鉄道・バスは運行しています。安全・安心な方法で旅行していただきたいと思います。
それでは最後までこの記事を読んでいただきまして、ありがとうございました。