2019年9月21日、イタリアのパルマで行われた東京オリンピック野球ヨーロッパ/アフリカ予選での一戦。
イタリア対スペインの一戦で、両国が取っ組み合いとなる大乱闘が起きました。
なぜこのような大乱闘が起きたのでしょうか。
そこで今回は、野球オリンピック予選のイタリア対スペイン戦の乱闘動画を紹介するとともに、乱闘になった原因について調べていきたいと思います。
【乱闘動画】野球・東京オリンピック予選イタリア対フランス
東京オリンピック野球ヨーロッパ/アフリカ予選、イタリア対スペインの一戦で大乱闘が起きました。
その乱闘動画がこちらです。
Oh my god. After Spain recorded the final out of game to beat Italy, there ended up being a huge brawl between the two sides. It got ugly really quick. pic.twitter.com/gWKmEqkxpd
— Max Wildstein (@MaxWildstein) September 21, 2019
3対4でスペインがイタリアに勝利をして祝福を上げていた次の瞬間、突然乱闘が始まりました。
突然の出来事に、実況を担当していたアナウンサーもびっくりしちゃってますね。
イタリア対スペイン戦の乱闘の概要
イタリア対スペイン戦で起きた乱闘の概要がこちらです。
イタリア・パルマで行われた一戦は、4-3でスペインが勝利。バエスが最後の打者コラベロを遊ゴロに打ち取ると、スペインナインは歓喜の輪を作った。すると、バエスと、イタリアの一塁走者だったマギーが何やら口論となり、そこから一気に乱闘に発展した。 両軍の選手たちがベンチから飛び出し、入り乱れる大乱闘に。殴る蹴るの壮絶な事態となり、最初に殴りかかったマギーは顔面から流血するハメになってしまった。
五輪の出場権を争う大会でのまさかの乱闘劇に、試合を中継した実況も興奮気味にこの事態をレポート。「見てください! 乱闘です! 一、二塁間で揉め事が起きています。手に負えない事態になってます! あらゆるパンチが繰り出されています! 大乱闘は右中間へと移動しています。これはえげつない! 誰が止めに入るのでしょうか! そして、審判はどこにいるのでしょう! 信じられません!」とまくし立てている。
さらに、リプレー映像が流れると「スペインチームが勝利を祝福しようと三塁側に引き上げようとしてますが、観客たちが今彼らをブーイングしています。国際試合でこんなことが起きるところを、私は一度たりとも見たことはありません。スペインチームは激怒しています」と伝えていた。
なぜ?乱闘の原因は?野球イタリア対スペイン戦
ではなぜこのような乱闘が起きてしまったのでしょうか。
乱闘が起きたキッカケは、イタリア選手の1塁走者だったA・マギー選手が、スペインの選手に何らかの言葉を投げかけた事が原因だと考えられます。
ですが、どのような言葉をかけたかについては分かっていません。
しかし、イタリアにとってはオリンピック出場のために、格下のスペインには絶対に負けられない1戦でした。
その大事な試合で常にスペインに先行され、惜敗してしまいフラストレーションが溜まっていたのでしょう。
世界ランク:イタリア16位、スペイン26位(2019年9月現在)
乱闘をしたイタリア・スペイン選手の処分どうなる?
今回の乱闘は、世界大会での乱闘という前例のない稀にみる乱闘となりました。
そこで処分はどうなるのか調べてみたところ、現在のところ何も処分はされていないようでした。
翌日のスペイン対イスラエルの1戦も、何事もなかったかのように行われました。
オリンピック出場国はイスラエルに決定!
因みに、今回の東京オリンピックヨーロッパ/アフリカ予選では、イスラエルが優勝を決め、東京オリンピック出場を決めました。
スペインに関しては、インターコンチネンタル予選出場を得る2位も難しい状況となり、オリンピック出場は無くなりました。
イタリアは、ヨーロッパ/アフリカ予選で2位となり、台湾で行われるインターコンチネンタル予選で1位となる必要があります。
まとめ
今回は、野球オリンピック予選のイタリア対フランス戦の乱闘動画を紹介するとともに、乱闘になった原因について紹介させていただきました。
日本ではこのような乱闘を見ることはありませんが、一部の野球ファンには懐かしい映像だったのではないでしょうか。
それでは最後までこの記事を読んでいただきましてありがとうございました。