2019年2月25日、東京渋谷区幡ヶ谷にある児童養護施設「若草寮」で施設長の大森信也さん(46)が、元入所者の男に刺されて死亡するという事件が起きました。男は現行犯逮捕され「施設に恨みがあった」と供述しているということです。
この施設長の大森信也さんは、施設にいた児童からは父親のような存在だったと言われています。
そこで今回は、東京渋谷区幡ヶ谷にある児童養護施設「若草寮」で事件に巻き込まれた施設長の大森信也さんはどんな人だったのかを紹介していきたいと思います。
渋谷区児童養護施設「若草寮」!施設長の大森信也とは?
東京渋谷区幡ヶ谷にある児童養護施設「若草寮」で施設長の大森信也さん(46)が、元入所者の男に刺されて死亡するという事件が起きました。
この事件は2019年2月25日の午後2時前、1階の施設長室にいたところを突然、男に包丁のようなもので右胸や腹などを複数回刺され、搬送された病院で死亡したというものでした。
この男は現行犯逮捕され、「施設に恨みがあった」 「施設関係者なら誰でもよかった」と供述しているということです。
「若草寮」施設長の大森信也とは?
児童養護施設「若草寮」の施設長だった大森信也さんは、この「若草寮」に10年以上務め経験を積み施設長になった人でした。
施設の児童にとっては「父親のような存在」だったそうで、「子どもたちの自立支援に全てを懸けるような人」と施設外からの評価も高かったと言われています。
また大森信也さんは長年専門誌の編集委員を務め、2015年には児童養護施設を巣立った子どもの葛藤をまとめた共著「子どもの未来をあきらめない 施設で育った子どもの自立支援」を刊行。出版元の深沢孝之編集長によると「子どもたちは施設を選べない。自分の所も含め、全ての施設が児童のケアの水準を上げる必要がある」と頻繁に口にしていたそうです。
渋谷区児童養護施設「若草寮」場所や犯人の動機や経緯は?
今回の事件が起きた「若草寮」には家族と暮らせなくなった6歳~18歳までの29人が暮らしていて、児童支援員など約30名ほどの職員が勤務しています。
児童養護施設とは?
児童養護施設「若草寮」場所は?
児童養護施設「若草寮」は、社会福祉法人 わかくさ会が経営する施設で、東京渋谷区幡ヶ谷にあります。
場所はこちらです。
住所:〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷3丁目4−9
犯人の動機や経緯は?
現在分かっているのは以下の通りです。
・人の男の名前は田原 仁(たはら ひとし)22歳
・2012年~2015年の3年間「若草寮」に入所していた
・施設に恨みがあった
・施設関係者なら誰でもよかった
・施設長の大森信也さんとは面識があった(当時は施設長ではなく一般職員)
田原仁さんがどのような経緯でこの「若草寮」に入所したのかは分かっていませんが、田原仁さんは15歳になってから「若草寮」に入所しています。高校生になって初めて児童養護施設に入所するパターンはめずらしいですから、その以前も違う別の児童養護施設にいたと考えられます。
※児童養護施設では、施設によって入所できる年齢が決まっているのと、人数に制限があるため。
幼少期から児童養護施設で生活し、成人前に突然見方も頼れる人も誰もいない一人ぼっちの社会に放り出される、現在の仕組みを考え直す必要があるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、東京渋谷区幡ヶ谷の児童養護施設「若草寮」で事件に巻き込まれた施設長の大森信也さんはどんな人だったのかを紹介させていただきました。
児童養護施設の在り方について熱心に取り組んでいた大森信也さんがこのような事件に巻き込まれてしまったことは大変残念ですが、今回このような事件がなぜ起きてしまったのか、犯行に及んだ男の動機や原因についてきちんと捜査して明らかにしていただきたいですね。
それでは最後までこの記事を読んでいただきましてありがとうございました。
こちらの記事が最近良く読まれています!
映画ブラックパンサー衣装画像や販売購入!フル動画を無料で視聴する方法も紹介!