2019年5月10日に放送された読売テレビのニュース番組「かんさい情報ネットten.」で、コメンテーターを務める作家・若一光司さん(68歳)が激怒し放送事故になったと話題になっています。
「かんさい情報ネットten.」は、月曜から金曜まで午後4時47分~放送されているニュース番組。その番組内の、藤崎マーケットが街でさまざまなことをリサーチする「迷ってナンボ!」のコーナーでその事故は起きました。
激怒する若一光司さんに対して、その場にいた中谷しのぶアナウンサーを初め誰も口を開くことはなく、スタジオは凍り付きました。
その後、5月13日の放送冒頭に謝罪を行い、「迷ってナンボ!」のコーナーは当面の間休止にする発表をしました。
そこで今回は、コメンテーターを務める作家・若一光司さんが激怒した動画を紹介するとともに、性別調査ロケの内容についても紹介していきたいと思います。また、若一光司は今後ten.(テン)を降板してしまうのか?についても調べていきたいと思います。
【動画】若一光司が激怒し放送事故!性別調査ロケの内容とは
読売テレビのニュース番組「かんさい情報ネットten.」で、コメンテーターを務める作家・若一光司さん(68歳)が激怒し放送事故になったと話題になっています。
放送事故が起きたのは2019年5月10日に放送された、藤崎マーケットが街でさまざまなことをリサーチする「迷ってナンボ!」のコーナーで、性別不明の人を男性か女性か確認する内容を紹介した時でした。
その時の映像がこちらです。
□『かんさい情報ネット ten.』(2019/05/10)
※「迷ってナンボ!」より酷い企画に驚いた。コメンテーターには救われたけれども。
「怒りの表明」、そして「その場で怒る」ということが、
いかに大切なことかを見せてくれた。#ten #若一光司 pic.twitter.com/9f84T2CHSh— シゲ (@suryagudang) May 10, 2019
かなりヒドい内容であることが分かりますよね。しかも、この番組はニュース番組です。
若一光司さんはこのVTRの直後、
「あのね、男性か女性かという聞き方、許しがたい人権感覚の欠如ですね。個人のセクシャリティにそういう形で踏み込むべきじゃないです」
「こんなもんよく平気で放送できるね。報道番組として、どういう感覚ですか。ちゃんと考えろよ」
と怒りをあらわにし、中谷しのぶアナウンサーが「皆さんの悩みを聞きながらということですから…」と下手なフォローをするとすかさず
「たとえご本人がテレビに出ることを了解しているとしても、個人のセクシャリティにそういうアプローチをすること自体が人権感覚、人権意識にもとります」
と、ド正論を展開しました。
スタジオには、小島康裕解説デスク、ライセンス・藤原一浩、菊間千乃弁護士らがいましたが、この若一光司さんのもっともな怒りに対し同意することもなく、誰も口を開くことはありませんでした。
放送内容について番組が謝罪
この件について、5月13日の放送冒頭で、中谷アナをはじめ、10日の放送に出演していた小島康裕解説デスク、乾佐登司報道局長ら4人が濃紺や黒いスーツ姿で一列に並び謝罪をしました。
ten謝罪 ② pic.twitter.com/A8v3vNiMzX
— ✌︎ (@Y9Y8SnPfWRdUWf3) May 13, 2019
【謝罪コメント全文】
中谷しのぶアナウンサー
先週金曜日、『ten.』2部「迷ってナンボ!」のコーナーで、街で出会った一般の方のプライバシー、そして人権への配慮を著しく欠いた不適切な放送をしてしまいました。その結果、取材に応じてくださった皆さまにご迷惑をおかけしただけではなく、見てくださっている皆さまにも不快な思いを抱かせてしまいました。
いつもこの番組を楽しみにしていただいている皆さまのご期待、信頼を裏切る内容となってしまいました。
私自身、この番組のキャスターとしてあの場で曖昧な態度を取ってしまったことが、さらに多くの方を傷つけ、不快な思いを抱かせてしまったことを深く反省しています。
二度とこのようなことがないように、これから再発防止に取り組んでまいります。
そして、皆さまに信頼していただける報道番組になれるように、一から精進してまいります。
本当に申し訳ありませんでした。
小島康裕解説デスク
私は金曜日、読売テレビの解説デスクとして、番組に出演していました。しかしその場で、VTRの内容が不適切であることについて、何ら指摘することができませんでした。
当該のVTRは、人権に対する配慮を著しく欠いていました。
それは私たちが普段から問題意識を持って取り組んでいる、差別や偏見を助長するものであったと思います。
取材を受けてくださった皆さま、視聴者の皆さま、本当に申し訳ございませんでした。
今回のことを反省し、今後二度とこのようなことがないようにいたします。
乾佐登司・読売テレビ報道局長
番組の責任者としてお話しさせていただきます。
この度は人権上、著しく不適切な取材を行い、その内容を放送したことにつきまして、改めて取材させていただいた方々、視聴者の皆さまにお詫び申し上げます。
注意と配慮を欠き、このような結果となってしまったことを深く反省し、再発防止と信頼回復に今後努めてまいります。
本当に申し訳ございませんでした。
そして今回の件を受け、「迷ってナンボ!」のコーナーは当面休止するとの発表がありました。
また、謝罪するメンバーの中に若一光司さんがいなかったことなどから、若一光司さんの降板を心配する声も多く上がっていました。
若一光司はten.(テン)を降板?
若一光司さんがten.(テン)を降板するのではないか?との噂について調べてみたところ、現在は何も情報がありませんでした。
しかし今回の件で若一光司さんがten.(テン)を降板する可能性が十分考えられます。また若一光司さん本人が出演自体を断る可能性もあると考えられますね。
もし若一光司さんが降板することになれば残念で仕方ありませんが、今回の件で他の報道番組からのオファーが来ることもあるのではないでしょうか。
性別調査ロケの内容とは
この「迷ってナンボ!」のコーナーは藤崎マーケットが街でさまざまなことをリサーチし、待ちゆく人の悩みを解決していくというもの。
その中で、店の常連が男性なのか女性なのかがわからないという店員の依頼で、当該人物に確認するという内容で、恋人の有無や下の名前を聞いたり、胸を触ったりしていたが、最終的には免許証を見せてもらい解決したというものでした。
このロケの性別調査の内容には、視聴者からも不快な声が多く上がっていました。
性別調査ロケって、まともな感覚じゃないですよね。
— 国語科教員 (@coda_1984) May 10, 2019
性別調査ロケ?深夜の番組なら10000歩譲ってもしかしたらあるかもしれんけど、センスないわ
— がんぺーちゃん (@nusikasim) May 10, 2019
また、若一光司さんの勇気ある怒りの指摘によって、このVTRによって放送事故になるところだった番組が救われたとの意見もあり、若一光司さんに対する称賛の声が止みません。
若一光司とは?経歴や学歴も【顔画像】
読売テレビのニュース番組「かんさい情報ネットten.」で、コメンテーターを務める若一光司さんは、作家で画家で、現在はコメンテーターとしても活躍をしています。
簡単なプロフィールがこちらです。
名 前:若一 光司(わかいち こうじ)
生年月日:1950年10月16日(68歳)
出 身:大阪府豊中市
学 歴:大阪市立工芸高等学校美術科 卒業
高校在学中から大阪(信濃橋画廊)・東京(村松画廊)で個展を開催するなど、現代美術作家として活動。1969年の村松画廊での個展では、ハツカネズミの死体(実物)を透明アクリルで挟んでプレスした作品を展示するなどして、一部で注目された。また、1970年には松本雄吉らと共に劇団日本維新派(現在の劇団維新派)の結成に参加。日本維新派の命名も、若一によるとされている。 引用元:Wikipedia
ネットの声は
放送事故でもなんでもないじゃん。久しぶりにかっこいい大人を見た。#若一光司
— saoriff (@saoriff) May 11, 2019
この、若一光司さんが最初から最後まできちんと怒っていて素敵だ。見習いたい
— どんぐり (@donguri_neko_sa) May 11, 2019
カッコいいってこういう事だ
こんな方がいるのがうれしい。
涙出た #若一光司— や み く ろ =͟͟͞͞ ???? (@le_ciel_petit) May 11, 2019
若一光司さん素晴らしいね。テレビでちゃんとこういう発言出来る方がいた事にびっくりした。
— 食ベルナ (@ta6eruna) May 11, 2019
若一光司さん、今まで存じなかったけど今回の件で名前を覚えた ベテランだからなのも大きいと思うけど生放送でとっさにあれだけ怒れるのすごいな 全く正しいと思う
— 報告老師!行行行行成! (@LungChunRoad) May 10, 2019
若一さんが激怒って話題になってて調べたけど、これは酷いなぁ。情報番組なんだからもっとまともな事しなきゃ…。女性みたいな男性がいて、男性みたいな女性がいて、でもそれはごく普通で当たり前な事。赤の他人には全く関係ないでしょ。その場で怒った若一さん偉い。#若一光司
— serina (@serina05181118) May 11, 2019
若一光司氏の発言。テレビできちんと一喝できるのすごい。テレビって何にも考えずに何かしながらぼーっと見てること多くて、おかしいことに気づいてないことたくさんあるんだろうな
— ぴこたん (@iQYWAYFCd637wsF) May 10, 2019
まとめ
今回は、コメンテーターを務める作家・若一光司さんが激怒した動画を紹介するとともに、性別調査ロケの内容についても紹介していきたいと思います。また、若一光司は今後ten(テン)を降板してしまうのか?について紹介させていただきました。
番組を見ていて違和感を感じていたところ、若一光司さんがしっかり指摘してくれてホッとしました。テレビでしかも生放送にもかかわらず、間違っていることを間違っていると正論を展開できる若一光司さんはカッコいいですね!
それでは最後までこの記事を読んでいただきましてありがとうございました。
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観ていてこんな放送して大丈夫かと思っていたらやっぱり若一さんが激怒しました 酷い放送だと思いました それに半笑で中原しのぶアナが一言の意見も言わず締めたのには二度びっくり司会に向いていないのではないかと思います。