横浜市の小学校で、給食時に米飯が提供されないトラブルがあり、その原因が工場でネズミの死骸を発見したことだったことが分かりました。
この件で、米飯が提供されなかったのは、給食を実施する351校のうち153校の約7万7千人にのぼり、そのうち回収が間に合わず米飯を食べた児童は計70人もいたそうです。
いずれも体調に異常はないとのことですが、この米飯を食べた児童の親御さんはかなり心配したことでしょう。
そこで今回は、横浜市の小学校で配給された米飯の製造工場にネズミの死骸がいたこの問題について、製造した工場や原因と、米飯を配給してしまった小学校はどこだったのかについて調べていきたいと思います。
給食ネズミ死骸問題!製造した工場や原因は?
横浜市の小学校で、給食時に米飯が提供されないトラブルがあり、その原因が工場でネズミの死骸を発見したことだったことが分かりました。
ネズミの死骸を発見したのは6月10日のことで、配給する予定だった給食を実施する351校のうち153校の約7万7千人に米飯が渡らず、その日は主食がパンに変更されたそうです。
なお、回収が間に合わず、そのうち1つの小学校の児童70人が米飯を食べてしまったようです。その後の調査でいずれも体調に異常はないとのことです。
突然の出来事に、該当する小学校に登校している子どもを持つ保護者からは、非難の声や不安な声が多く上がっていました。
製造した工場や原因は?
今回、美優食ネズミ死骸問題を起こした工場は、横浜市金沢区にある「横浜市綜合パン・米飯協同組合」でした。
60年近い歴史を持ち、学校給食という社会的事業を支援する協同組合で、ホームページでは安心安全な給食を届けるために様々な衛生管理を徹底している様子を紹介しています。
「横浜市綜合パン・米飯協同組合」の場所はこちらです。
ネズミの死骸を発見した場所は、米を湯に浸すために使う水槽の横で、市の発表では「米とは接触していないとみられる」とコメントされました。
この工場では毎日、製造終了後に清掃を行っていて、今回ネズミの死骸を発見したのも調理員が製造終了後にスチーム式コンベヤー炊飯器を清掃・点検した際でした。
ネズミが混入した原因は?
この工場では、調理後の清掃・点検は行っていたものの、調理前の点検などは行っていませんでした。
詳しい原因や、ネズミがそのようにして調理場に侵入したかについては現在調査中とのことで、原因や侵入経路が明らかになるまでは米飯の配給は再開しないとしています。
かなりの徹底ぶりですね。
ネズミの死骸を発見し、隠蔽することなくきちんとした対応をしていることからも、「横浜市綜合パン・米飯協同組合」が信頼できる企業であることが分かりますね。
それにしても、ネズミの侵入を完全に絶つというのは難しいのではないでしょうか…?
給食ネズミ死骸問題!配給した小学校はどこ?
ネズミの死骸を発見し、米飯の配給を停止させましたが、計70人もの児童が米飯を口にしてしまいました。
この配給してしまった小学校については、報道されず、分かりませんでした。
現在、健康被害などの報告はないとのことで、保護者の方もひとまず安心しているのではないでしょうか。
給食については、別業者により提供された声飯やパンで代替をしているとのことです。
まとめ
今回は、横浜市の小学校で配給された米飯の製造工場にネズミの死骸がいたこの問題について、製造した工場や原因と、米飯を配給してしまった小学校はどこだったのかについて紹介させていただきました。
食の安全を守るのはもちろんですが、ネズミ1匹も侵入させないようにするというのは、難しいのではないかと思ってしまいますよね。今回は、ネズミの死骸を発見した後の対応が、今後の食の安全を守るものになったような気がします。
それでは最後までこの記事を読んでいただきましてありがとうございました。
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