イスラム革命防衛隊とイラン国軍(正規軍)の違いとは?実力についても調査

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2019年1月8日、イランの「革命防衛隊」が、イラクにある米軍基地に地対地ミサイル数十発を発射し、世界が揺れています。

この報復が、第三次世界大戦へと繋がっていってしまうのでしょうか。

しかし、そもそも、

「アメリカが目の敵にしている、イスラム革命防衛隊って何なの?」

「革命防衛隊って正規軍なの?」

「イラン国軍と革命防衛隊の違いって何なの?」

と疑問に思っている人もいるようです。

そこで今回は、イスラム革命防衛隊とイラン国軍の違いや、革命防衛隊の実力について解説していきたいと思います。

イスラム革命防衛隊は満州事変の関東軍

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「革命防衛隊」は国防省ではなく、最高指導者の直轄下に置かれており、

国軍とは別に独自の軍事力を保有

しています。

現在の最高指導者はハメネイ師です。

つまり、イスラム革命防衛隊は、満州事変の関東軍のようなもので、

正規軍のイラン国軍とは全くの別物です

あるメディアでは、「イランがアメリカに対して報復を行った」かのような報道をしていますが、実際に報復を行ったのは「革命防衛隊」であり

米軍基地襲撃に、イラン政府は関与していません

今回の革命防衛隊が行った報復活動に対して、イラン政府がどのような対応を取るのかも注目です。

なお、米軍基地の被害については調査中とされていますが、現在のところ被害者は確認されていないとのことです。

(20人ほど死亡したとの情報は、革命防衛隊の声明によるものです)

イランにおける「二分システム」

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イランでは、国軍と革命防衛隊が併存する「二分システム」になっています。

つまり、

大統領は議会と省を監督する立場

であって、

最高指導者が国家元首(政治と宗教の最高位)

となっています。

関東軍とは

第2次世界大戦前,「満州国」で独裁的権限をふるい,日本の大陸政策の先兵となった日本陸軍部隊。その起源は,日本が日露戦争の結果,それまでのロシアの権益を受継ぐという形で,実質的には中国から奪取した遼東半島 (関東州 ) におかれた関東総督府 (のち都督府) の守備隊である。

引用元:コトバンク

イスラム革命防衛隊とは

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では、「イスラム革命防衛隊」について詳しく解説をしていきます。

イランは、1979年にイラン革命によって現在の「イラン・イスラム共和国」になりました。

その時に最高指導者となったアーヤトッラー・ホメイニーが、前体制時代から引き継いだ軍隊を信用できず、国軍とは別に指導層に忠実な武力集団を設立しました。

その武力集団が「イスラム革命防衛隊」です。

そしてその中のいくつかの組織の1つであった「コッズ部隊」が、アメリカ軍に殺害されたソレイマニ司令官が率いる軍隊でした。

コッズ部隊とは

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「コッズ部隊」とは、海外案件を専門とするエリート集団で、イランでは「国民的英雄」と言われていました。

その理由の一つとして、イラクやシリアで勢力を伸ばした過激派組織「イスラム国(IS)」と対峙する、武装集団の援護にも注力していたことが上げられます。

しかし一方で、

シリア内戦にも関与していて、アサド政権による容赦ない反体制派弾圧。

2003年にアメリカがイラクに侵攻した際にも、有志連合軍の兵士600人以上の死に関与。

トランプ大統領は「テロリスト」と位置づけていたなど、多くの非難も浴びていました。

イスラム革命防衛隊の実力派

革命防衛隊は、国軍とは別に独自の

陸海空軍、情報部、特殊部隊(ゴドス軍)、弾道ミサイル部隊等

を持ち、戦時には、最大百万人単位で大量動員できる民兵部隊「バスィージ」も指揮下に置いています。

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軍隊規模

革命防衛隊の軍隊規模は、約12万5000人で詳細は以下のようになります。

陸軍:約10万人

空軍:4000〜5000人

海軍:約2万人(うち海兵隊:5000人)

艦艇:フリゲート3隻、コルベット2隻、小型艇1500艇ほど

特殊作戦部隊(クアトアル・ゴドス):約1万5000人

民兵・義勇兵部隊「バスィージ」

正規将兵:約9万人

予備役将兵:約30万人

戦時には1100万人程度まで拡大できる余地がある。

 

引用元:Wikipedia

また、イラン国軍の軍隊規模はこちらです。

総兵力:約42万人

陸軍:約35万人

海軍:約1万8,000人(含む海兵隊2,600人)

空軍:約5万2,000人

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まとめ

今回は、イスラム革命防衛隊とイラン国軍の違いや、革命防衛隊の実力について解説していきました。

アメリカとイランが戦争を始めれば、日本への影響は少なからず考えられ、第三次世界大戦にも発展するのではないかとの不安の声も上がっています。

このような報復は、誰も幸せにはならないのではないでしょうか。

それではこの記事を最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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