2019年3月26日、広島県呉市の市立中学3年の男子生徒(15)が下着を脱がされるなどのいじめを受けていたのも関わらず、学校が半年以上も問題を放置するなどきちんとした対応をしなかったことが分かりました。
男子生徒は下着を脱がされるなどのいじめで不登校になり、保護者から調査を求められた学校側はこれに対して、下着を脱がすのは当時のブームであり「グループ内の罰ゲーム」だったと説明したそうです。
ブームであれ罰ゲームであれ、教室で下着を脱がすというのは、問題行動であることは誰が考えても明白なのに、学校側のこの説明には疑問ばかりですね。
そこで今回は、罰ゲームだったと説明し、いじめを半年以上も放置した広島県呉市の市立中学校はどこなのか調べるとともに、校長の名前や画像なども調べてみましたので紹介していきたいと思います。
罰ゲーム?いじめ半年放置の広島呉の中学校はどこ?
広島県呉市の市立中学3年の男子生徒(15)が下着を脱がされるなどのいじめを受けていたのも関わらず、学校が半年以上も問題を放置するなど、きちんとした対応をしなかったことが分かりました。
国の指針では被害者が申し立てた場合、学校は重大事態を前提に報告・調査するよう規定していて、下着を脱がされる行為も重大事態として例示しているそうです。
しかし男子生徒が下着を脱がされるなどのいじめで不登校になり、保護者から調査を求められた学校側は、下着を脱がすのは当時のブームであり「グループ内の罰ゲーム」だったと説明したそうです。
ブームであれ罰ゲームであれ、教室で下着を脱がすというのは、問題行動であり国の指針でもある重大事態にもかかわらず、学校側のこの説明には疑問を感じるばかりですね。
いじめ半年放置の中学校はどこ?
今回のいじめを半年以上も放置した広島県呉市の市立中学校はどこなのか調べてみたところ、現在は「被害者の個人情報保護のため」学校名に関しては公開されていませんでした。
そこで広島県呉市にある市立中学校を調べてみたところ、市内にはいくつかの島があって、全部合わせると26もの中学校があり、その中から特定することはできませんでした。
いじめを半年放置した校長の名前や画像は?
いじめを半年以上も放置していた上に、下着を脱がしたことについては当時のブームであり「グループ内の罰ゲーム」だったと学校側は説明しました。
ですが教室内で手足を押さえつけて下着を脱がすという行為は悪質ないじめであると同時に、教室内で起きていたことからこのことに関しては教員や校長も認知していたと考えられます。
しかも一度ではなく3回にわたって同じような事をされたにも関わらず、何も対応をしなかった学校側や言い訳のような釈明をした校長も処分の対象になってもおかしくないのではないでしょか。
改めて今回のいじめの件についての概要がこちらです。
今回のいじめを半年以上も放置した中学校の校長や教員の名前は公表されているのか調べてみたところ、そのような情報は公開されていませんでした。また処分の有無に関しても現在は公表されていませんでした。
広島県呉市市立中学校で起きたいじめの詳細
今回、広島県呉市の市立中学校で起きたいじめの詳細は以下の通りです。
男子生徒、保護者の祖父らや県教委によると、男子生徒は1年生の時から同級生にシャツやズボンを破られるなどのいじめを受けていた。2年生だった2017年11月下旬、3回にわたり、昼休みに教室で同級生4~6人に床に倒され、手足を押さえられてズボンと下着を脱がされた。昨年4月下旬から一時不登校になり、同6月には不安障害と睡眠障害の診断を受け、現在も治療を受けている。
祖父らは「重大ないじめ被害」として17年11月のいじめの直後から、学校に調査を求めた。学校は同級生への聞き取り結果を男子生徒側に報告せず、「グループ内の罰ゲーム」などの説明を続けた。しかし、昨年11月に市教委から重大事態として再検討すると連絡があり、今年2月には「重大事態に認定し、第三者委を設置したい」と伝達。これまで認定しなかった理由について校長らは「調査が被害生徒の負担になることなどを考慮した」と釈明したという。
重大事態は、いじめ防止対策推進法に基づいて規定。国の指針では「いじめで子供の生命・心身・財産に重大な被害が生じ、または欠席を余儀なくされた疑いがある場合」と定義し、市教委への報告や調査を求めている。過去の事例として「多くの生徒の前でズボンと下着を脱がされ裸にされた」というケースも紹介。子供や保護者から申し立てがあれば、学校側の判断にかかわらず重大事態として対応するよう明記している。
市教委は毎日新聞の取材に対し、「個人情報保護と教育的配慮の観点から答えられない」としている。
◇「遊び」と学校説明
「学校から(下着を脱がすのは)遊びと説明された。いじめを軽く見ていると思った」。男子生徒は涙を見せ、学校への不信感と今も続く苦しみを語った。
服を破られるなど1年生の時から始まったいじめは、次第にエスカレート。2年生になって教室で無理やり下着を脱がされた。「眠れなくなり、同級生や先生の顔を見るのはつらかった」
下着を脱がす行為は国の指針でも挙げられた深刻ないじめ。しかし、学校は男子生徒の訴えを否定した。祖父らに「シャツを破ったのはじゃれていただけ。下着を脱がしたのは当時のブームで、グループ内の罰ゲーム」などと説明したという。
学校が子供のSOSを放置し、最悪の事態を招くケースが全国で相次ぐ。家族は情報を十分知らされず深く傷つく。2011年に大津市立中学校で起きたいじめ自殺の調査にも関わった渡部吉泰弁護士(兵庫県弁護士会)は「学校は真摯(しんし)に調査し、当事者に説明を果たす義務がある」と指摘する。
男子生徒は今月の卒業式まで学校を休みがちだったが、今は高校で部活動に打ち込む目標が心の支えだ。「きちんと調査し、いじめがあったという事実を分かってほしい」と声を振り絞った。
まとめ
今回は、罰ゲームだったと説明し、いじめを半年以上も放置した広島県呉市の市立中学校はどこなのか調べるとともに、校長の名前や画像なども調べてみましたので紹介させていただきました。
学校側や校長をはじめとする教員などの対応に問題があったことは明らかで、いじめに対する認識の甘さや、下着を脱がすという行為にして「罰ゲームだった」と説明する常識の無さから今回の男子生徒のいじめに関して学校側も何らかの責任を取るべきではないでしょうか。
それでは最後までこの記事を読んでいただきましてありがとうございました。
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